天ざるそば


台所に備え付けられている小さな冷蔵庫があって
そこに自分が持っていた冷凍庫付きの冷蔵庫を持ってきて
今はとっくに慣れて、
ハジメからそうだったから不自然さは感じないまま
今に至る。
冷蔵庫があって
その上に電子レンジを乗せている。
さらにその上に鏡を置いている。
出かける直前の身だしなみチェックだけど
ふとした時に落ちることが数回あった。
お茶を飲もうと冷蔵庫を開けてるときに落ちる、
目線は下に向いているので
無意識で視界にも入っていない高いところから落ちて
一瞬、何が起きたのかいつもわからないでいる。
床に落ちた大きな音でビクッとなった後に
鏡が落ちてきたんだとわかる。
衝撃で 鏡の部分と、くるくるできる支えの部分がはずれる。
しかし毎回運がいいことに鏡は割れないでいる、
衝撃で分解してしまうときにうまく 分散してるのかなと思った。
割れてしまうとすごく危ないので
ほんとは怖いことなんだ。

お風呂に入って
ひげを剃っていたら、
下くちびるの端っこを 思いっきりザクッと切ってしまった。
あっ っと思ったけど、ひげを剃っているときに
切ってしまうのは珍しいことではないので
ま、いっかと無視した。
これが以外にきびしくて
指でちょっと触ってみたら
血がけっこう多くついてた。
それからお湯に染み出してドンドン出てくる。
けっこう大変だった。
放っておくとあごが血まみれになった。
体を拭くときにタオルに付かないようにするのが大変だった。
ティッシュでぬぐった
体の水分を拭き取ったので
それ以上血が染み出なくなった。
ふぅ と落ち着いていると気分が悪くなって
血の気が引く感じ
立っていられず座り込んで丸くなった。
膝を抱え込んで頭も膝につけて目をつぶった。
息も荒くなってすごく気持ちが悪くなった。
そのまま軽く震えながら耐えた。
しばらくして直った。
良かったなと思った。
そうしながらどこかで
医療人としては、
これはけっこう致命傷になるのではないかなと思ったり。
ふと心配。
実習中にも2回同じように気持ち悪くなって
椅子を借りて座ってた。
さらに共通点があるならば、
それほど暑くないのにもかかわらず
クーラーが効いていたこと。
お風呂上りだからつけていた。
ぐうたらしていても
それでも自分の体はまだ健康だという知らせなのか
あっという間に血は固まり回復モード。
何か違和感があるなと思って見てみたら固まっていた。

体調も良くなって、
何も無かったかのように元気にしていたら
鏡が落ちてきた。
見事に足の甲に落ちてきて痛かった。
一瞬のことだったからうまく理解できず
足に走った痛みがあって、
ビクッっとして、転がった鏡を見てやっとわかる。
動けないまま足の痛みを感じているばかりだった。
鏡は割れて無くて良かったな。

体に傷を負って落ち込む
そんな話。

今は直ってきて、
唇の負った傷の大きさも知らないまま終わりそう。

かっきー

  • Author:かっきー
  • age 23

    福岡県


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